株式会社 SSKPC

A02027 2000/01/01
ツイストペアケーブル twisted pair cable
2本の銅線をより合わせて対にしたケーブル。より対線とも呼ぶ。より合わせることで電流が流れるときに生じる磁気を打ち消すようになっている。対にした線をさらに何本か束ねた形で、電話やLANの配線に使う。LANの規格や用途によって、結線数やピン配置が異なる。例えば、コネクター形状は同じRJ-45ながら、100BASE-TXでは2対(4線)、100BASE-T4や1000BASE-Tでは4対(8線)をピンに配線したケーブルが必要。また、ハブ同士をカスケード接続する場合は「クロス」、ハブとパソコンを接続する場合は「ストレート」のピン配線をしたケーブルが必要になる。  箔や編み込み線でシールドを施したSTP(shielded twisted pair)ケーブルと、シールドなしのUTP(unshielded twisted pair)ケーブルがある。対応信号周波数によって5段階の品質区分(カテゴリー)がある。現在一般的に使われているツイストペアケーブルは非シールドのカテゴリー5で、UTP5と表記する。