A01431 2000/01/01
アクセス権
システム管理者がLANを利用するユーザーに与える操作の権限。ネットワークOSの機能のひとつであり、通常LANの管理者がユーザー、またはユーザーのグループごとに設定する。「ファイルの更新はできるが、削除はできない」「このフォルダーのファイルは読み込めない」といった設定が可能。 複数ユーザーが同じファイルを利用するLAN環境では、操作に慣れていないユーザーがうっかり重要なファイルを消してしまったり、更新してしまうという事故が起こりやすい。人事関係の資料のように、機密性の高いファイルは誰でも見られるようでは困る。アクセス権を設定しておくことで、こうしたトラブルや不都合を予防できる。 実際に設定できるアクセス権は、ネットワークOSによって異なる。代表的な権利としては、ファイルを読み込む、ファイルを更新する、ファイルを新規作成する、ファイルを削除する、ファイルを検索する、ファイル名などを変更する、などがある。