株式会社 SSKPC

A03182 2000/01/01
文書型データベースソフト
データベースソフトの中で、特に文書の扱いに優れたもの。文書管理システムと呼ぶ場合もある。通常のデータベースソフトは数字や数百文字程度までの文字列などを中心に扱う。一方、記事や文献などの文書情報は、文字数にして数百から数千、図や表などを含んでおり、通常のデータベースソフトでは扱いにくい。文書型データベースソフトはこうした文書データの管理に適した機能を備えている。  文書型データベースソフトには大きく分けて2種類ある。第1は、アプリケーション内に簡単なワープロ機能やエディター機能を備えているもの。グループウエアのノーツ(ロータス)や、個人向けの知子の情報(テグレット技術開発)などはこのタイプ。  第2はワープロなどで作ったデータファイルをそのままデータベース内に取り込んだり、ディスク上に置いたデータファイルをそのまま管理するタイプ。文書を読んだり、編集したりするためには、基本的には作成元のアプリケーションソフトが必要になる。一般のデータベースソフトにもファイルを登録できる製品があり、こうした機能を上手に使うと、簡単な文書管理ができる。