株式会社 SSKPC

A02724 2000/01/01
レイアウト枠
ワープロソフトなどで、文書中にイラスト、グラフ、表などをレイアウトするために設定する長方形の枠。ソフトによって、枠、ブロック、ボックスなどといった呼び方もある。Windowsワープロでは、ほかのソフトのデータを文書内に貼り込む時もレイアウト枠を利用する場合が多い。  Windowsワープロの多くは、イラストやグラフなどをレイアウト枠を使って文書内に自由にレイアウトできる。移動、拡大、縮小は、枠ごとマウスでつかむ感覚で操作でき、文書全体のレイアウトを見ながら修正できる。本文を配置する位置も、レイアウト枠の「左右」「両方」「広い側」などを指定できるソフトがほとんど。枠の中の図形の輪郭に沿って本文を回り込ませるレイアウトができるものもある。  レイアウト枠の中に文章を入力できるソフトも多く、通常の枠と区別して文章枠、テキストボックスと呼ぶ場合もある。複数の枠を配置すれば、複雑な段組みの文書を作成できる。枠ごとに異なる書式を設定できるソフトでは、同一のページ内に縦書きの文章と横書きの文章を混在することができる。長文を入力する時は、文章枠を連結して、順に文章を流し込んでいくことができるソフトもある。