株式会社 SSKPC

A02578 2000/01/01
ミップマッピング MIP mapping
3次元画像の表現力を高める手法のひとつ。テクスチャーマッピングと組み合わせて使う。テクスチャーマッピングをする時は、ポリゴンの奥行きに合わせてテクスチャーの画像データを拡大または縮小する必要がある。テクスチャー画像をそのまま縮小すると、ポリゴンの大きさによってはテクスチャー画像の模様がつぶれてしまう。  ミップマッピングではあらかじめ大きさの異なるテクスチャーマッピング用の画像データを用意し、画面上のポリゴンの奥行きに合わせてマッピングするテクスチャー画像を変える。このことで画像データを単純に縮小するよりは高画質に表示できる。  ただ、画面上でテクスチャーを貼り付けた物体が奥行き方向に移動する時に、適用するテクスチャー画像の切り替えによって物体がちらつくことがある。これを防ぐための手法としてトリリニアフィルタリングがある。