株式会社 SSKPC

A02558 2000/01/01
ポケットベル pager
携帯用の無線呼び出し端末。ポケベル、ページャーとも呼ぶ。日本ではNTTの前身である電電公社が68年に東京地区でサービスを開始した。95年3月の端末買い取り制度の導入で爆発的に普及したが、携帯電話やPHSの普及によって加入台数は95年度末の1061万台をピークに減少傾向にある。99年4月末時点の加入台数は354万台。  端末は当初、音が鳴るだけのマッチ箱大の箱型だったが、その後、数字表示型、カナ表示型、漢字カナ表示型と進化した。同時にカード型、腕時計型、電子手帳型、PHS一体型と形状のバリエーションも広がり、着信を振動で通知するバイブレーター機能や電話帳機能なども備えるようになっている。インターネットやパソコン通信サービスに着信した電子メールをポケットベルに転送したり、インターネット経由でメッセージを送るなどのサービスもある。  NTTドコモは共同通信のニュースや天気予報などを希望する全ユーザーに無料配信するサービス「インフォチャネル」を提供している。このサービスを拡大して、97年5月に、情報提供者との契約で特定の端末に情報を一斉配信する「情報配信サービス」事業を開始した。