株式会社 SSKPC

A02359 2000/01/01
ビデオ信号
画像表示用の映像信号のこと。ビデオ信号はRGB信号などの映像情報を含むコンポーネントビデオ信号と、輝度や信号の同期情報なども含むコンポジットビデオ信号に大別される。  コンポジットビデオ信号には、テレビやビデオで使用されるNTSCやPAL、SECAMがある。NTSCは日本と北米、PALは欧州、SECAMはロシアで採用されている。これらの方式は、輝度信号と色信号をまとめてやり取りするため、機器間の信号の受け渡しが1本のケーブルで済む。半面、帯域が狭いために画質が悪いなどの欠点がある。  これに対し、コンポーネントビデオ信号は、厳密にはRGB(赤緑青の光の三原色)のことを示す。この方式は、色ムラやにじみが少なく品質は高いという利点を持つ。  現在のパソコンは、画像表示用のビデオ信号としてコンポーネントビデオ信号の一種であるアナログRGB方式を採用している。テレビとは表示方式が異なるため互換性はない。