株式会社 SSKPC

A02271 2000/01/01
パス path
ファイルの所在を示すための文字列。どのドライブの何というフォルダーにあるのかを示す。例えば「c:\windows\command\fdisk.exe」なら、「fdisk.exe」というファイルは、Cドライブのwindowsフォルダー下のcommandフォルダーにあるということで、「c:\windows\command\」がパスとなる。  パスの指定方法には、絶対パス(フルパス)と相対パスがある。絶対パスとは、一番上位の階層からの位置を記述する方法。相対パスは任意の位置から、目的のファイルの位置を記述する方法。相対パスの場合、上位フォルダーを「..」、起点となるフォルダーを「.」で表現する。  起点フォルダーが「c:\windows\command\」の場合、ルートにある「config.sys」ファイルのパスは、絶対パス「c:\config.sys」、相対パス「..\..\config.sys」となる。  日本語版のMS-DOS/Windowsでは、区切り文字として「\」が使われているが、英語版のMS-DOS/Windowsでは「\(バックスラッシュ)」、UNIX環境では「/」が使われている。