株式会社 SSKPC

A02208 2000/01/01
ノートパソコン
液晶ディスプレイとキーボードを一体化し、分厚いノートのような大きさにまとめたパソコン。幅と奥行きはA5からA4サイズ、高さ(厚さ)は20~40mm、重量は1~3kgが一般的。小型・軽量の製品は、外出時に持ち歩いて利用できるので携帯型ノートと呼ぶ。89年に東芝が発売したDynaBook J-3100SSが事実上、世界初のノートパソコン。それ以前は、ひざの上に載せて使える程度の大きさのラップトップパソコンが販売されていた。  価格がデスクトップ型より割高にもかかわらず、ノートパソコンの市場は急速に拡大している。日本電子工業振興協会によれば、99年1~3月の国内向けパソコン出荷台数の約47%がノート型だった。  現在、ノートパソコンは大まかにオールインタイプと携帯型に分類される。オールインタイプは、13.3インチ以上の液晶ディスプレイを搭載し、CD-ROMやDVD-ROMドライブを内蔵するなど、デスクトップ型に匹敵する機能を備えている。持ち歩くには重すぎるので、主に机の上で利用するユーザーが多い。  携帯型は、A4よりもサイズが小さく、重量が1~2kg程度の機種。外出先に手軽に持ち歩いて利用できるが、付帯機能や使い勝手の面ではオールインワンタイプに劣る。