株式会社 SSKPC

A02206 2000/01/01
ノーツ Notes
ロータスのグループウエア。英語版の発売は92年。93年10月に最初の日本語版が発売された。R4JからWWW対応になり、R4.5JではWebブラウザーでも、専用のクライアントソフトとほぼ同じ機能が使えるようになった。99年6月時点での最新版はR5.0。サーバーソフトをノーツドミノ、クライアントソフトをノーツと呼ぶ。  クライアントサーバー型のシステムであり、サーバーソフトであるノーツドミノはWindows NT、UNIXなどで動作する。  ノーツの中核になるのは文書型データベース機能。ワープロの感覚で作成した文書をノーツに登録すると、ノーツを利用している全ユーザーがその文書を閲覧できる。分類やソート、検索などが可能。各種の情報やノウハウなどを登録しておけば、関係者全員で知識共有システムとしても利用できる。パソコン通信などでなじみの深い電子会議システムも構築できる。電子メール機能を持っており、文書型データベース機能と連動する。  ノーツは基本的には、アプリケーションの開発が必要なシステム。標準でいくつかのサンプルデータベースを添付しているが、各社の業務に合わせるためにはデータベースを設計したり、スクリプト言語を使って自動化の機能を組み込むなどの作業が必要になる。  携帯電話やPHSを使って外出先からアクセス可能にするドミノモバイルサーバーやFAXの送受信ができるようになるドミノFAXサーバーなど関連製品も発売されている。