A02109 2000/01/01
デバイスベイ device bay
米国のマイクロソフト、インテル、コンパックコンピュータが97年3月に発表した、パソコン用拡張ベイの規格。 デバイスベイは、従来のパソコン用ベイとは違い、ビデオカセットのようにケースを開けずにドライブを増設できる点が特徴。本体の電源をオンにしたままでのドライブの抜き差しも可能。接続に使うインタフェースはIEEE1394とUSB。ハードディスクやCD-ROM、DVD-ROMドライブなどへの対応が検討されている。 寸法によって3種類の仕様が策定されている。5.25インチのディスクが入るデスクトップパソコン用が幅159.4×奥行き177.8×高さ31.9mm。ノートパソコン用が幅130×奥行き127×高さ19mm、および幅130×奥行き127×高さ12.7mm。当初、デバイスベイを搭載したパソコンは98年末ごろに登場する予定だったが、99年6月時点でまだ搭載機種は登場していない。OS側の対応も遅れ、Windows 98は99年夏に出荷されたSecond Editionからデバイスベイをサポートした。