株式会社 SSKPC

A01877 2000/01/01
スタイラスペン stylus pen
シャープのザウルスや日本アイ・ビー・エムのWorkPad、Windows CE搭載機などの携帯情報端末を操作したり、タブレットやデジタイザーで図形や文字を入力する時に使うペン型の入力機器。ペンの動きを感知する方法には、電磁誘導式と感圧式がある。  電磁誘導式は、ペン先から磁力を発生させ、タブレット側のセンサーコイルで検出、ペンの触れている位置を確認する。ペンとセンサーコイルの距離で筆圧を、磁力線の密度から傾き具合を検出できる機種もある。精度が高く、手書き感のあるグラフィックスなど、微妙な入力が必要な図形や文字を無理なく描ける。  感圧式は、ペン先が圧着した部分をタッチパネルやタブレットが検出して、座標位置を確認する。ペンには棒状のプラスチックが使われる。小型で安く製造できるので、携帯情報端末のほとんどがこちらの方法になっている。