株式会社 SSKPC

A01766 2000/01/01
コンパクトフラッシュ compact flash
小型メモリーカードの規格のひとつ。CFカードともいう。形状は縦36.4×横42.8×厚さ3.3mm。重さは14g。米サンディスクが94年10月に発表した。フラッシュメモリー・カードの小型版。同社はその1年後の95年10月に容量が2MB、4MB、10.48MB、15MBの製品を発売した。なお、コンパクトフラッシュType IIという新規格の登場で、従来の規格をコンパクトフラッシュType Iとも呼ぶ。  スマートメディアと比較して1枚当たりのコストは高いが、大容量化しやすい。接続端子のピン数はPCカードが68ピンに対してコンパクトフラッシュは50ピンだが、実際に使用しているピンや電気的な特性には互換性がある。したがってアダプターを使えば、PCカードスロットを持つパソコンで利用できる。小さいという特徴を生かし、デジタルカメラや携帯情報端末用の記憶媒体として利用されている。  サンディスクが中心になって設立したCFA(Compact Flash Association)には、同社のほかに日立製作所、ニコン、キヤノンなど133社が参加している。99年7月時点では最大容量96MBのカードが店頭で販売されている。実売価格は5000~5万5000円前後。最も一般的な32MBで1万4000円前後。