株式会社 SSKPC

A01728 2000/01/01
ケーブルモデム cable modem
既存のCATV(ケーブルテレビ)の同軸ケーブルなどを使って、高速データ転送を可能にするモデム。CATVの空き帯域を使用して、双方向のデータ通信を可能にしている。現在、米国で標準化が進められている。  米国を中心に複数メーカーが製品を開発、販売しているが、標準規格がまだ一部しか決まっておらず、複数の規格が並立している。  ただ最近では、CATV事業者の業界団体であるMCNS(Multimedia Cable Network System)が定めた仕様が98年4月にITUで「J.112」として承認されたことで、この規格に対応するモデムメーカーが増えつつある。一般的に、CATV局から家庭方向(下り方向)で10Mbps程度のデータ転送が可能。逆に家庭からCATV局方向(上り方向)は2Mbps程度となっている。