株式会社 SSKPC

A01644 2000/01/01
かな漢字変換
日本語入力ソフトなどを使って、ひらがなやローマ字で入力した文字列を漢字かな交じり文に変換すること。  漢字に変換する方式にはいくつかの種類がある。一般的なのは、文字をある程度の長さまで連続して入力し、一度の変換操作で複数文節をまとめて変換する連文節変換方式。  旧字体や、一般ではあまり使われない漢字を変換する時は、単漢字変換やコード変換、単漢字検索などの機能を利用する。目的の字の音か訓の読みが分かっている時は読みを入力し、単漢字変換を行う。目的の字が変換候補にない場合や読みが分からない場合は、単漢字検索機能を使い、部首、総画数などさまざまな要素から目的の文字を探し出す。コード入力ではJISコードや区点コードなどを使う。マイクロソフトのMS-IMEやエー・アイ・ソフトのWXGなどは、マウス操作で手書き入力した漢字を検索する機能を持つ。  効率的なかな漢字変換を実現するためには、登録語数や文法解釈など辞書の精度とともに、学習機能の充実も不可欠。学習機能は同音異義語の表示順位や文節の区切りなどを、ユーザーの利用状況に応じて随時変えていく機能で、ほとんどの日本語入力ソフトが備えている。