株式会社 SSKPC

A01414 2000/01/01
アイティービジョン it vision
テレビ放送の電波と電話回線を利用した双方向テレビシステム。正式名称はインターテキストシステム。96年10月にテレビ東京がこの方式を利用して、日本初の地上波データ放送を開始した。その後、テレビ大阪や日本衛星放送(WOWOW)も放送を始めている。視聴者からのデータ発信には電話回線を利用する。ただし、99年6月時点では、日本衛星放送は電話回線を利用した双方向サービスは行っていない。画面を左右2分割し、片側で通常のテレビ放送、もう一方で文字放送に似た要領のデータ放送を受信できる。  天気予報やゴルフ、観光などの番組とは独立した情報のほか、テレビ番組と連動した内容も提供されている。例えばクイズ番組では、テレビを電話回線と接続し、視聴者がデータ部分に解答を書き込んで送信することで、番組に参加することが可能になる。メーカー、テレビ局、ソフトハウスなどが参加するアイティービジョン推進協議会が普及促進活動を行っている。対応したテレビ受像機は東芝や松下電器産業、日本ビクターなどが販売している。