株式会社 SSKPC

A01352 2000/01/01
Windows ウインドウズ
米マイクロソフトが開発したパソコン用OSのシリーズの名称。当初はMS-DOSを使いやすくするGUIとして登場し、バージョンアップを重ねるごとにメモリー管理やタスク管理の機能などを大幅に強化して新しいパソコン用OSとしての機能を備えるに至った。  86年に最初のバージョン1.0が発売され、90年5月に米国で発売されたWindows 3.0で新しい標準OSとしての地位を獲得した。92年4月に処理速度や使い勝手、信頼性を向上させたWindows 3.1が登場、パソコンOSの主役の座を不動のものにした。日本語版は91年3月に3.0が、93年5月に3.1が発売された。  マイクロソフトはWindows 3.1を軸に、Windowsのシリーズ展開を進め、サーバーOSとしての機能も備えた32ビットOSのWindows NTと、Windows 3.1に小規模LANの機能を追加したWindows for Workgroupsを追加した。ただし、Windows for Workgroupsは日本では発売されなかった。  その後日本では95年11月に、Windows 3.1との互換性を保ちながら32ビット仕様を取り込んだWindows 95が登場。96年11月には携帯端末や機器組み込み用のWindows CEが発表された。98年7月にはWindows 95の後継OSにあたるWindows 98が発売されている。また、99年末から2000年初めにはWindows NT4.0の後継となるWindows 2000が発売される予定だ。