株式会社 SSKPC

A01340 2000/01/01
Windows 95
Windows 3.1の後継に当たるOS。英語版は95年8月24日、日本語版は95年11月23日に発売された。32ビット化、マルチタスク機能の強化、ユーザーインタフェースの大幅な改良、ネットワーク機能やマルチメディア機能の標準装備、プラグ・アンド・プレイ対応などが特徴。  Windows 95は従来のWindows 3.1のAPIに加え、Win32というWindows NTと同じ32ビットのAPIを備える。そのため、Windows 3.1用の16ビットアプリケーションに加えて、32ビットアプリケーションも動作させることができる。32ビットアプリケーション動作時には、Windows NTと同じくプリエンプティブマルチタスクが可能。  ユーザーインタフェースはWindows 3.1から様変わりした。Windows 3.1ではソフトを起動するためのプログラムマネージャとディスクやファイルを管理するためのファイルマネージャが独立していたが、Windows 95ではこの2つを統合した。最大8文字と拡張子3文字というファイル名の文字数制限も緩やかになり、最大255文字の名前を付けられるようになった。  小規模LANの機能を標準で備え、専用のサーバーを使わずに、ディスク共有やプリンター共有ができる。電話回線経由のリモートアクセス、電子メール、FAX送受信機能も備えた。また、インターネットやUNIXマシンとの接続で使われるTCP/IPプロトコルを標準で備え、このことがインターネット普及の起爆剤のひとつになった。そのほか、周辺機器を取り付けた時のセットアップが簡単になるプラグ・アンド・プレイ機能もサポートした。