A01091 2000/01/01
SCSI-2
パソコンと周辺機器をつなぐインタフェース規格。SCSI規格のひとつとして94年に標準化された。従来からあるSCSIに対して、できる限りの上位互換性を持たせている。 SCSI-2ではより高速にデータを転送できる2つの規格を定義している。1つはFast SCSIと呼び、データ転送幅は8ビットでSCSIと同じだが転送速度を2倍の10MB/秒に高めたもの。接続できる機器は8台。接続コネクターがSCSIと同じ50ピンなので比較的早くから普及した。 もう1つの規格であるWide SCSIは、データ転送幅を16ビットにして、データ転送速度を20MB/秒にしたもの。Fast Wide SCSIと呼ぶ場合も多い。接続できる機器は16台。Wide SCSIでは本来50ピンのAケーブルと68ピンのBケーブルを必要としていたが、ケーブルを2本も用意するのは現実的でないため、通常はPケーブルと呼ばれる68ピンのケーブルを使用する。