A00985 2000/01/01
PHS内蔵携帯端末
PHSとPDAの機能を組み合わせた製品。97年に京セラがDataScope、松下電器産業がピノキオ、東芝がGENIO（ジェニオ）を相次いで発売した。PHS回線を通じて電子メールのやり取りができる点が最大の特徴。PCカードスロットや赤外線インタフェースを通じて、パソコンと情報をやり取りできる。PIAFSをはじめ、PHSによる高速データ通信サービスの本格的な普及が見込まれる中、次世代の携帯情報ツールとして脚光を浴びつつある。しかし現段階では、使い勝手や機能面で不便な部分も多く、販売台数はそれほど伸びていない。