株式会社 SSKPC

A00956 2000/01/01
PCカード PC card
米国のPCMCIAと日本電子工業振興協会(JEIDA)が共同で制定したパソコン用カード型周辺機器の規格。現在では、ほとんどのノートパソコンがPCカード用スロットを備えている。  PCカードの大きさはクレジットカード大で85.6×54mm。厚さは3通りの規格がある。Type Iは厚さ3.3mm、主にフラッシュメモリーやROMなどに使われている。Type IIは5mmで、モデムやLANカードなど。Type IIIは10.5mm、ハードディスクなど。Type II対応のPCカードが最も多い。ノートパソコンが備えるPCカードスロットは、Type IIが2スロットまたはType IIIが1スロットであるものが多い。  当初はICメモリーカードという名称が付けられていたが、93年時点でPCカードという名称が採用された。97年3月には動画や音声などのマルチメディアデータを高速化するZVポートなどを追加したPC Card Standard'97が公開された。