株式会社 SSKPC

A00891 2000/01/01
Office 2000
マイクロソフトが、Office 97の後継バージョンとして99年7月に発売したオフィスソフト。  Office 2000の最大の特徴は、企業のイントラネットで利用する際の機能を強化したこと。そのためOffice2000では、標準のファイル形式としてHTMLを採用。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Accessなどの各アプリケーションが文書の体裁や表の計算式などの内部情報をきちんと含んだままの状態で、ファイルをHTML形式に保存できるようになった。つまり、元の文書イメージのほぼそのままの状態でイントラネットに文書を掲載できる。また、HTML形式の文書を各アプリケーションが取り込んで再編集することも可能だ。  Office 2000の製品パッケージは全部で4つ。「スタンダード」は、Word、Excel、PowerPoint、Outlookの主要4アプリケーションで構成される。「プロフェッショナル」は、「スタンダード」にAccessとPublisherが加わった構成だ。このPublisherは、カタログやチラシなどの印刷物のテンプレートを豊富に揃えたDTP(デスクトップパブリッシング)ソフトである。「プレミアム」には、さらにFrontPage、PhotoDrawが加わる。FrontPageはWebページの作成や管理を行うアプリケーションで、PhotoDrawはフォトレタッチ機能なども併せ持ったグラフィックスソフト。「デベロッパー」には、すべてのOfficeアプリケーションとVBAでの開発効率を上げるための開発ツールが含まれる。そして、すべてのパッケージに、日本語入力ソフトIME 2000が搭載されている。