株式会社 SSKPC

A00890 2000/01/01
OEM original equipment manufacturing
委託を受けた相手先のブランドで製品を生産・供給すること。パソコンに限らず、家電製品や自動車などでよく見られる手法。完成品だけでなく部品の生産・供給についてもOEMと呼ぶことがある。  OEMを請け負う側の企業は、相手先の販売力を利用して生産量を上げることができる。逆に、生産ノウハウの蓄積や工場がない企業は、OEMを利用することで自社ブランド製品を調達できる。生産ノウハウや工場があっても、競争が激しく利益を見込めない場合に、専業メーカーや生産コストの安い海外メーカーから製品をOEMで調達するケースも多い。  米国や日本のパソコンメーカーが、製品をOEM調達するケースは多い。発注先は台湾・韓国のメーカーが一般的だ。OEMは企業同士の生産契約であり、ブランドイメージの保護、競争力維持などの観点から提携関係が公表されないことが多い。