株式会社 SSKPC

A00657 2000/01/01
Java ジャバ
95年5月に米サン・マイクロシステムズが開発したオブジェクト指向のプログラミング言語。C++がベースになっている。最近では、プリンターや携帯電話、テレビなどの家電製品などさまざまな分野での利用が考えられ、Javaという言葉自体が単にプログラミング言語よりも広い概念になりつつある。  プログラミング言語としては、動的に確保したメモリーが参照されなくなると自動的に解放されるガベージコレクション機能を備え、ポインターの概念がないという特徴もある。  ネットワーク上にあるプログラムをダウンロードしてWebブラウザー上で動作できる。このプログラムをJavaアプレットという。これに対し、Webブラウザーなしに単体で動作するものをJavaアプリケーションと呼ぶ。  Javaで作ったプログラムを実行するにはJava VM(Java仮想マシン)というソフトが必要になる。Javaで記述したプログラムをコンパイルすると、Java VM用のバイトコードが生成される。そのため、Java VMを搭載していれば、どのプラットフォームでもJavaで作ったプログラムを動かすことができるというメリットがある。  OSや機種ごとのプラットフォームに依存しない半面、実行速度はそのプラットフォームに最適化されたソフトに比べて遅くなる。そのためJavaのバイトコードを実行時にプラットフォーム依存のコードに変換して高速化するJIT(just in time)コンパイラーという技術がある。