株式会社 SSKPC

A00397 2000/01/01
Dynamic HTML ダイナミックHTML;DHTML
米マイクロソフトと米ネットスケープ・コミュニケーションズがそれぞれ提唱しているHTMLの拡張仕様。フォントやレイアウトを指定して表示する仕組み(スタイルシート)と、JavaScript、VBScriptなどで文字や画像データの動きを制御する仕組み(スクリプト)で構成される。Webページに動きを付けたり、マウスやキーボード操作に従って変化するインタラクティブなWebページの作成を可能にする。Dynamic HTMLで書かれたWebページを表示するにはCommunicator 4.0以降とInternet Explorer 4.0以降など、対応したブラウザーが必要になる。ただし、ネットスケープとマイクロソフトが提唱したDynamic HTMLは、同じ名称ながら記述構造が異なっており互換性がない。  現在ではW3Cで、スタイルシートの記述方法がCSSレベル1、CSSレベル2として、スタイルシートとWebブラウザーのインタフェース部がDOMレベル1として標準化されている。マウスやキーボード操作でWebページを構成する要素を移動したり、変化させる技術は、99年6月現在仕様を検討しているDOMレベル2で規定される見込み。なお、これらの標準規格もブラウザーによって実装状況にまだ差がある。