株式会社 SSKPC

A00387 2000/01/01
DVD-ROM
DVD規格のうち、コンピューターデータ用として作られたもの。DVDディスク片面(一層記録)に最大4.7GBのデータが記録される。ユーザーによるデータの記録・書き換えはできない。CD-ROM(650MB)よりはるかに大きい記憶容量を実現するため、大量の画像データや音声データなどを配布するのに向くとされる。  DVD-ROMドライブは従来のメディアとの互換性にも考慮し、CD-ROMも読めるように設計されている。当初、同じDVD系の記憶装置であるDVD-RAMのディスクが読めないという弱点があったが、98年7月、松下電器産業がDVD-RAMディスクを読み出せるドライブをパソコンメーカー向けに出荷開始し、問題は解決しつつある。  現在、DVD-ROMドライブの性能は、DVD-ROMの読み出しは6倍速、CD-ROMの読み出しは32倍速程度が標準的。  DVD-ROMドライブを搭載したパソコンは、96年末に初めて発売された。現在、デスクトップパソコンの上位機種を中心にDVD-ROMドライブを標準搭載するものが増えつつある。ノート型パソコンでも採用が始まり、日本ゲートウェイではノート型全機種にDVD-ROMドライブを搭載している。