株式会社 SSKPC

A00318 2000/01/01
DDC display data channel
パソコンのディスプレイで、接続を簡単にするプラグ・アンド・プレイを実現するための規格。パソコンとディスプレイの間で設定情報をやり取りすることで、解像度や走査周波数などを自動的に設定する。米国の標準化団体VESAが94年9月に発表した。  DDCにはDDC1とDDC2Bの2種類の規格がある。DDC1は簡易版で、ディスプレイを識別するID番号と性能を示す情報を書き込んだROMを内蔵するだけのもの。この情報を基にグラフィックスボードの設定を決める。  一方DDC2Bは、ディスプレイ側にも制御回路を内蔵し、ボード側と決まった手順で通信しながら設定を決める。DDC2Bにはさらに、米ACCESS.busインダストリーグループの定めたACCESS.busコマンドにも対応したDDC2AB仕様もある。