株式会社 SSKPC

A00245 2000/01/01
CIFF シフ;camera image file format
デジタルカメラ用のファイルシステムのひとつ。97年12月に国内20社がCIFFフォーマットの普及促進団体、CIFFフォーラムを設立。パソコンとのデータ互換性、異なる機種間でのデータの互換性に重点を置いて規格化された。  デジタルカメラでCIFF形式で撮影すると撮影画像のほかに、縮小画像であるサムネイル画像も生成される。撮影時間やシャッタースピード、絞り値や露光量などは画像ファイルに埋め込まれる。ファイルフォーマットはJFIFで拡張子はjpg。パソコン側のアプリケーションソフトでは通常のJPEG画像として扱える。デジタルカメラではキヤノン製品などに採用されていた。  99年1月にはDCFというデジタルメラ用のファイルシステム規格が日本電子工業振興協会(JEIDA)で策定された。DCFはExifを拡張した形のファイルシステム規格だが、CIFFの規定の一部も採用している。そのため、ある意味CIFFの規格の延長線上にある。99年春以降に発売されたデジタルカメラのほとんどはDCFを採用している。