株式会社 SSKPC

A00184 2000/01/01
BSA business software alliance
米ビジネス・ソフトウエア・アライアンス。北米地域以外の全世界を対象に、違法コピーを摘発する米国の組織で、米マイクロソフト、米ロータス・ディベロップメントなどの有力ソフトハウスが、ソフトの著作権保護を目的として88年に設立した。99年6月時点の加盟社数は13社。北米地域内での違法コピー摘発は、上部団体のSPA(ソフトウエア出版社協会)が行っている。  BSAは日本国内の違法コピー対策については、日本のコンピュータソフトウェア著作権協会に委ねていた。しかし94年4月にBSA会員企業の日本法人7社が日本事務局を開設、日本での独自活動を開始した。94年12月に違法コピーに関する告発などを受け付ける「違法コピーホットライン」を設け、情報の提供者に謝礼を支払う制度も整備した。  BSAが99年5月に発表した調査によれば、全世界の違法コピー率は38%で、日本の違法コピー率は31%だった。98年1年間に、ソフトウエア業界が違法コピーによって被った損失は110億ドルに達するという。