株式会社 SSKPC

A00050 2000/01/01
3次元 3 dimension;3D
立体空間のこと。通常、平面上の点はX、Yの座標軸ですべて表現される。立体空間の場合は、これにZ軸を加え、直交する3方向の座標軸で位置を表現する。  ディスプレイに映し出した画像が立体的に見えるように工夫したものを3次元グラフィックスと呼ぶ。絵画の遠近法を使って奥行きを表現したり、実際に見えない部分は表示しないようにする隠線・隠面処理、隠影をつけるシェーディング、光源から出た光線の軌跡をたどって光の当たっている様子を再現し画像を合成するレイトレーシングなどの技法を用いる。CADでは、対象を立体的に描けるものを3次元CADと呼ぶ。  ゲームなどのパソコンソフトにも、3次元画像を扱う製品が増えてきた。そこで、3次元データをより高速に処理できるグラフィックスボードが増えてきている。マイクロソフトが提供するWindows 95/98上でマルチメディアアプリケーションをより高速に処理するための共通APIであるDirectXには、3次元データを処理するDirect3Dも含まれており、これに対応したグラフィックスボードも増えてきた。