株式会社 SSKPC

A00021 2000/01/01
10BASE-T
現在最も一般的に使われているLAN伝送路の標準。伝送速度10Mbps、ベースバンド方式、電話線に似たツイストペアケーブルで配線するという意味。ベースバンド方式は、パソコンなどの機器がケーブルにデータを送出する方式のひとつ。IEEE(米国電気電子技術者協会)の802委員会、第3ワーキンググループが標準化したため、IEEE 802.3標準という。  配線はハブと呼ばれる集線装置を中心に、放射状(スター型)にパソコンなどの機器を接続する。コネクターにはRJ-45コネクターを採用。ハブ-パソコン間の延長は最大100mまで。ハブ同士を接続することで接続距離を延ばすこともできるが、ハブの多段接続は最大4台までという制限がある。  IEEE 802.3標準では10MbpsのLAN伝送路の標準として10BASE-Tのほかに、10BASE2、10BASE5、10BASE-Fなども定義している。