株式会社 SSKPC

A02915 2000/01/01
光ファイバー optical fiber
光通信の伝送路として用いる太さ0.1mmほどのガラス繊維。中心部(コア)の屈折率を周縁部(クラッド)よりも高くした二重構造になっている。光がコアとクラッドの境界面で全反射するので、ファイバーが曲がった状態でも光の損失が極めて少なく、増幅器なしで遠距離通信が実現できる。  従来の銅線に比べると、ケーブル1本当たり約1000倍もの情報を送ることができる。雷などの電波障害の影響も受けにくい。既に日米を結ぶ国際電話回線やNTTの主要基幹回線は光ファイバーに置き換えられている。将来的には、すべての家庭まで光ファイバーを敷設しようというファイバー・ツー・ザ・ホーム構想も進展している。