株式会社 SSKPC

A02855 2000/01/01
学習機能
日本語入力ソフトでかな漢字変換を行う際に、同音異義語の表示順位や文節の区切り位置などを、ユーザーの利用状況に応じて随時変えていく機能。日本語入力ソフトのほとんどに搭載されている。学習機能の優劣により、かな漢字変換作業の効率が大きく変わる。  典型的なのは、同音異義語の優先順位。数多くの同音異義語の中から学習機能によって前回使われたばかりの語や最も頻繁に使われた語などを、変換の第一候補に持ってくる。変換作業時にユーザーが修正した文節の区切りを学習する区切り学習もある。  ジャストシステムのATOKには、文節と文節を対にして用例として登録する機能がある。例えば「鈴木華子」と変換して確定すると、「鈴木」と「華子」を対にして自動登録する。このため、鈴木に続いて「はなこ」と入力すると、華子を優先して表示する。