株式会社 SSKPC

A02657 2000/01/01
ユニバーサル・プラグアンドプレイ universal plug and play;UPnP
米マイクロソフトが提唱する、パソコンや家電製品を簡単にネットワークに接続する仕組み。同社は99年4月に開催した開発者向け会議「WinHEC」でユニバーサル・プラグアンドプレイ(UPnP)フォーラムを結成。米コンパックコンピュータ、米ヒューレット・パッカード、米インテルなどが参加して規格を作る。ソニー、松下電器産業、米IBMなども対応を表明している。現在、UPnPフォーラムでは、どの機器が何の機能を持つかなどに関する記述の仕方を決める仕組み作りを進めている。  UPnPの利用シーンは、例えばこのようなものだ。デジタルカメラとプリンターを無線でつないで印刷したり、情報端末から電話回線経由でCDプレーヤーを操作したり、CD-ROMの画像データをIEEE1394でつながった壁掛けディスプレイに表示するなど。UPnP機器は自分自身の機能や設定方法を、XMLという言語で記述したデータを持つ。この機器がネットワークに接続されると、自らが情報を発信してドライバーソフトなどを組み込まずに機器の操作ができるようになる。