株式会社 SSKPC

A02266 2000/01/01
パケットライト packet writing
CD-RやCD-RWでデータを書き込む方式のひとつ。データを小さなパケットに分けて記録していくもので、ディスクの未使用領域に何度でも追記できる。これを実現するパケットライト・ソフトとしては、米アダプテックのDirectCDが代表的。  パケットライト方式は、トラック・アット・ワンス方式のように書き込みのたびにリードイン、リードアウト情報を記録することがない。このため、追記した時にもディスク容量を効率良く使える。  パケットライト方式では、書き込みソフトをわざわざ使わなくても、Windowsのエクスプローラやアプリケーションの「保存」メニューなどから、フロッピーやMOと同じ感覚でデータの書き込みができる。  CD-Rでパケットライト記録をする場合、ディスクの未使用領域がなくなった時点で追記はできなくなる。CD-RWならば不要なデータを消して使える。初期のパケットライト・ソフトはディスクごとデータを全面消去することしかできなかったが、97年末に出荷されたDirectCD Ver.2.0からはファイルごとの消去や書き換えが可能になった。