株式会社 SSKPC

A01983 2000/01/01
ダイナブック Dynabook
後に米ゼロックスのパロアルト・リサーチ・センター(PARC)の研究員となったアラン・ケイ氏が、パソコン登場以前の68年に理想の情報処理ツールとして提唱したコンピューターのこと。  ブックサイズで携帯性に優れ、手書き文字の認識装置や高精細ディスプレイを装備、ネットワークとの接続機能も備えるもので、現在の携帯型ノートの姿を先取りした斬新なアイデアとして注目を集めた。このアイデアは、米アップルコンピュータが90年に提唱した情報機器コンセプトKnowledge Navigatorにも取り入れられた。東芝が販売するノートパソコンのブランドDynaBookは、ケイ氏のアイデアにあやかったもの。