A01974 2000/01/01
ソリューションプロバイダー solution provider
マイクロソフトの製品を使ってユーザーへのインテグレーションサービスを提供する企業のうち、マイクロソフトの認定を受けている企業。94年1月に制度が始まった。 主にWindows NTやBackOfficeを使ってユーザーのネットワークシステムの構築を行い、コンサルティング、アプリケーション開発、トレーニングなどのサービスを提供する。Windows NTは主としてソリューションプロバイダー経由で販売され、ユーザーは有償で技術サポートを受ける。 ソリューションプロバイダーになるには、一定数以上のマイクロソフト認定技術者を抱えていることが条件になる。日本ではNEC、富士通、東芝、三菱電機、日本ヒューレット・パッカード、日本アイ・ビー・エムなどの大手メーカー、CSKや野村総合研究所などのシステムインテグレーター、大塚商会やソフトバンクなどの大手パソコンディーラーがソリューションプロバイダーとして、マイクロソフトと協調関係にある。 最近では、マイクロソフトの製品群を使用するかどうかにかかわらず、システムの構築や運営を請け負って顧客の業務上の問題解決を図る業者一般を指すことも多い。