株式会社 SSKPC

A01812 2000/01/01
シナリオ scenario
Excelで、複数のケースを設定して、データの一部を変更して結果を見るための機能。複数の代替案を比較検討してシミュレーションしたり、複数の人間がグループとして1つのワークシートを操作する時に役立つ。1-2-3では同等の機能をバージョンと呼ぶ。  例えば商品の販売数の予想で3つのパターンを想定して、それぞれ利益を試算しながら事業計画を立てる時に使う。1つのセルにデータは1つしか入らないので、変更する複数のデータを組にして、それぞれに「好調な売れ行き」「標準的な売れ行き」「売れ行き不振」などのように名前を付ける。この名前の付いたデータの組を切り替えれば、利益の変化を把握できる。  さらに、1-2-3では複数の範囲に設定したバージョンを組み合わせてグループ化できる。例えば「好調な売れ行き」というバージョンと「コストダウン成功」という別範囲のバージョンを組み合わせて「ベストケース」という名付けたデータの組を作るといった使い方が可能。