株式会社 SSKPC

A01703 2000/01/01
グラフィックスメモリー graphics memory
パソコンの画面表示に使うための専用メモリー。ビデオRAM、VRAMと呼ばれることもある。基本的にはグラフィックスチップがグラフィックスメモリーにデータを書き込み、RAMDACがそのデータを読み出すことによって画面が表示される。グラフィックスメモリーは画面表示に使われるフレームバッファーのほか、3次元画像の奥行き情報を記録しておくZバッファー、3次元画像に貼り付ける画像データを収めたテクスチャーバッファーとしても使われる。  グラフィックスメモリーの容量は画面の解像度や表示色数と密接な関係がある。グラフィックスメモリーには画面上の各ドットの色データが格納されている。例えばRGB各色を8ビットで表現すれば、合計24ビットで約1677万色のフルカラー表示が可能になり、写真に近い色彩が得られる。640×480ドットの画面でこの表示を可能にするには計算上、約900KBのメモリー容量が必要となる。最近のグラフィックスボードは4M~32MBを搭載することが多く、高解像度でのフルカラー表示が可能となっている。