株式会社 SSKPC

A01540 2000/01/01
ウイルス対策ソフト
コンピューターウイルスに感染していないかどうかをチェックし、感染ファイルからウイルスを取り去る機能を備えたソフトのこと。ワクチンともいう。ウイルスを取り去ることを、駆除あるいは除去するという。ただし、すべてのウイルスを100%発見できるとは限らない。ウイルスによっては取り去ることができないものもある。  実行するとメモリーに常駐させることができ、プログラムを実行する時や、インターネットなどからファイルをダウンロードした時にリアルタイムでウイルスを検出する。パソコン本体に差し込まれたフロッピーディスクなどをチェックして、ウイルスの感染を防止するなどの機能も持つ。圧縮されているファイルの中身もチェックできる。  ウイルスは、種類によってその構造がある程度決まっている。この構造のことをパターンといい、ウイルス対策ソフトはこれをひとつにまとめたパターンファイル(シグネチャーファイルなどともいう)をもとにウイルスを検出する。このため、新種のウイルスが出現した場合はパターンファイルを更新したり、プログラム自体のバージョンアップが必要になることがある。