株式会社 SSKPC

A01281 2000/01/01
Visual Basic
米マイクロソフトの開発ツール。グラフィックスソフトの感覚でWindowsアプリケーションの画面を設計できる。  画面の基本となるフォームにボタンやスクロールバーなどさまざまな部品(コントロール)を割り付けるだけで、GUI部分は自動的にプログラミングしてくれる。開発者は、コントロール別に発生するイベントごとにプログラミングすればよい。例えばボタンを押したときに実行する処理、マウスをクリックしたときに実行する処理などを記述する。市販のOLEコントロール(OCX)を使って、さまざまな機能を追加することも可能。  Windows用のプログラム開発を容易にしたという点で意義のある製品。マイクロソフトはこのVisual BasicをWordやExcelなど同社のビジネスアプリで使うマクロ言語としても採用、各アプリケーションにVBA(Visual Basic for Applications Edition)を搭載した。  98年9月に発売したVisual Basic 6.0では、Webベースのアプリケーションの開発やデータベースとの連携機能などが強化された。製品は3つのカテゴリーに分かれており、すべての機能を含むEnterprise Edition、一部の機能を省いたProfessional Edition、簡易版となるLearning Editionとなった。