株式会社 SSKPC

A01267 2000/01/01
VDT障害
パソコンやワープロ専用機、ワークステーションなどのディスプレイ(VDT;visual display terminal)を使った作業が原因と考えられる健康障害のこと。  同じ姿勢を長時間続けるために起こる肩凝りや腰痛、画面を集中して見ることによる目の疲れ、単調な入力作業や高度な情報処理の連続による精神的ストレスなどが代表的な症状。  VDT障害の原因としては、利用しているパソコンのハードやソフトの設計の不備、オフィスの照明の不備、身体に合わないイスなどVDT利用環境の不備、ノルマなどによる精神的な面に起因するものなど、多種多様な問題点が指摘されている。VDTが発する電磁波、特にディスプレイなどが発する低周波の電磁波が人体に与える影響も取りざたされているが、電磁波が健康障害をもたらしたという明確な事例は今のところ報告されていない。