株式会社 SSKPC

A01159 2000/01/01
SQL structured query language
データベースを操作して、データの検索や変更、削除といった処理を行うためのデータベース照会言語のひとつ。  米IBMが76年に開発、現在はISO(国際標準化機構)でデータベース照会言語の標準として認められ、日本でもJIS規格になっている。「SELECT ”表示項目”」「FROM ”ファイル名”」「WHERE ”条件式”」といった英語の文章形式で条件を指定し、データを抽出する。  SQLは通常、データベースサーバーと、ユーザーのパソコンで動作するクライアントソフトから構成されるデータベースシステムで利用される。クライアントはSQLを使ってデータベースサーバーに処理内容を伝え、データベースサーバーは処理結果のみをクライアントに返す。  データベースサーバー製品とクライアント側製品のそれぞれがSQLに対応していれば、基本的に接続可能。ただし、SQL言語には各社の独自拡張による方言が存在する。  代表的なSQL対応のデータベースサーバー製品としてSQL Server(マイクロソフト)や、Oracle(日本オラクル)、Adaptive Server(サイベース)などがある。クライアント側ソフトは幅広く、Visual Basicなどの開発ツールが使われることがあれば、AccessやExcelなどを利用することもある。