A00971 2000/01/01
Pentium Pro ペンティアムプロ
米インテルがPentiumの後継製品として開発した32ビットCPU。95年11月に出荷を開始した。インテルの現在の主力であるPentium IIは、Pentium Proを基に開発された。 パソコン用としては普及しなかったが、サーバーには広く使われていた。今後は、Pentium II/III Xeonに置き換えられていく見込み。 クロック周波数は150MHz、180MHz、200MHzの3種類。486やPentiumよりもさらに幅広くRISC技術を採用したことが特徴。x86命令をRISC風の固定長の命令に変換して処理する。また、本来の命令の順序に関係なく、平均3命令ずつを同時に実行できる。データ入出力を高速化するため、256K/512K/1MBの2次キャッシュチップをパッケージに内蔵しているのも特徴。