A00911 2000/01/01
OPS open profiling standard
Webサイトとクライアント間で個人データを交換するための仕様。Webサイトから情報を送信するよう要求を受けたときに、Webブラウザーに登録してある情報をすべて送信するか、一部送信するか、何も送信しないかというように、送信内容をユーザー側で制限できるのが特徴。 クライアント側はパーソナルプロファイルという個人情報ファイルを持つ。その中には、国情報とプロファイルに設けられるID、接続したサイトごとに管理するID、基本的な個人情報（名前、住所、郵便番号、在住国、電話番号、FAX 番号、電子メールアドレスなど）、趣味などの詳細な個人情報が含まれる。このうち、接続したサイトごとのIDは、IDを設置したサイト以外が参照することはできず、基本的な個人情報の内容はどの情報をどのサイトに公開するかをユーザーが指定できる。 97年に米ネットスケープ・コミュニケーションズからW3C（WWWコンソーシアム）に提案されたが、標準化には至っていない。