株式会社 SSKPC

A00697 2000/01/01
K6
米AMDのSocket 7用CPU。97年4月に出荷を開始した。当初の動作周波数は166MHz、200MHz、233MHzで、後に266MHz版、300MHz版が追加された。98年5月には、K6に3DNow!というマルチメディア処理のための命令セットを追加したK6-2、99年2月には256KBの2次キャッシュを内蔵したK6-IIIが発表された。  K6の基になったのは、AMDが96年1月に吸収合併した米ネクスジェンのNx686。このCPUの独自のピン配列をSoket 7互換に改め、独自の方式を用いていたマルチメディア拡張機能をMMXに変更した。また、1次キャッシュの容量をNx686の2倍の64KB(命令32KB、データ32KB)に拡大、外付けだった浮動小数点演算ユニットも内蔵した。