株式会社 SSKPC

A00685 2000/01/01
JPEG ジェイペグ;joint photographic experts group
カラー静止画像を圧縮伸長する標準方式。または、これを制定するためにISO(国際標準化機構)とITU-TS(国際電気通信連合電気通信標準化セクター)が設立した組織を指す。  ほかの画像ファイル形式よりファイル容量を小さくでき、画質の劣化も少ないのが特徴。実質的に国際標準の地位を確立している。多くのグラフィックスソフトがこの形式に対応しており、デジタルカメラでの画像記録、インターネットでのフルカラー画像の配布にも用いられる。  DCT(離散コサイン変換)とスペイシャル(spatial)の2方式がある。DCTは原画像を完全には復元できない非可逆符号化方式だが、高い圧縮率が得られる。スペイシャル方式は圧縮率は2分の1と低いが、原画像を完全に復元(可逆符号化方式)でき、高精細画像の圧縮に向いている。