株式会社 SSKPC

A00623 2000/01/01
IPv6 Internet protocol version 6
95年に仕様が固まり、運用実験とともに一部実用化が進められているインターネットで使うデータ転送システム(IP)の新しい規約。現在利用されているIPはバージョン4(IPv4と呼ぶ)であり、IPv6はこのプロトコルの後継になる。  IPv4ではIPアドレスを32ビットで表現していたが、IPv6では128ビットで表現する。これによりネットワーク内のコンピューターに割り当て可能なIPアドレスの数が大幅に増える。このほかの基本機能に、パケットの暗号化(ESP;encapsulated security payload)とパケット送信者の認証(AH;authentication header)というセキュリティ機能、ビデオ会議などのリアルタイム通信データを識別して優先的に転送するフローラベル機能、初心者でも簡単にマシンをネットワークに接続できるアドレス自動設定機能、などがある。