A00480 2000/01/01
FlashPix フラッシュピックス
96年6月に米国のイーストマン・コダックとヒューレット・パッカード、ライブ・ピクチャー(加MGIソフトウエアが買収)、マイクロソフトの4社が共同開発した画像ファイル形式。デジタル画像入出力サービスで使われている。 1つのファイルの中に、取り込んだ時の解像度を最大値として、順に4分の1ずつ解像度を下げた複数の画像データを持っている。一番低い解像度は64×64ドット。ユーザーは高画質での印刷表示に一番高い解像度を、通常の操作には2番目の解像度、ホームページなどでの利用は3番目、画像一覧などでは一番低い解像度と、用途に合わせて解像度を切り替えられる。 さらに、それぞれの画像イメージは64×64ドットのブロックがリンクしたものとして構成されており、表示の際に必要なブロックのみを展開する。このため、高速な処理が可能になっている。また、FlashPix形式の画像ファイルに対する変更は、直接画像データにではなく、ビューイングパラメーターに記録される。元のデータはそのままなので、作業のやり直しが容易になる。