株式会社 SSKPC

A00380 2000/01/01
DTP desktop publishing
パソコンやワークステーションなどを利用して、出版物を作成すること。具体的には、文字の入力、図版の作成、文章の編集、レイアウト、版下作成などの作業をこなす。  DTPが身近になった背景には、ページプリンターやスキャナーの低価格化、印刷品質の高いアウトラインフォントの整備などが挙げられる。中でも、80年代後半に登場したPostScriptというページ記述言語の功績が大きく、これにより、Linotronic(独ライノタイプ・ヘル)のような高品位の電算写植機に、パソコンから直接データを出力できるようになった。また、PageMaker(米アドビシステムズ)、QuarkXPress(米クォーク)といったDTPソフトの登場も、市場の拡大を促した。  DTP市場は長らくMacintoshに独占されていたが、Windows用のDTPソフトやフォントが整備されてきたことにより、企業内文書の作成用途などを中心にWindowsのシェアが徐々に高まっている。